【独自】バルセロナグループ波戸崎、六本木進出の裏で野間人脈と歌舞伎町の影

契約書不備から始まった波紋

 

バルセロナグループの急成長の裏側で、静かに広がりつつある緊張感。その発端は、業界関係者なら誰もが耳にしたであろう「契約書不備問題」である。書類上の不備という一見小さな問題が警察の指導を招き、結果的にグループ全体に不安を走らせた。夜の街において「警察の指導が入った」という事実は重く、関係者たちの信頼関係や勢力図を大きく揺るがす。

この問題をきっかけに、表には出ない「人間関係の綱引き」が表面化してきた。その中心にいるのが、バルセロナグループCEOの波戸崎崇氏と、関東連合OBとされる野間悟氏の関係である。

 

 

野間との微妙な距離感

 

波戸崎氏はこれまで、野間氏の影響下にあるとされる上野のキャバクラに頻繁に出入りしていたと複数の証言がある。その店は野間氏の兄弟分が経営しており、実質的に「野間の縄張り」を象徴する場所だ。

一方で、波戸崎氏本人は周囲に「本当は縁を切りたい」と漏らしていたという。理由は単純で、東京進出において野間氏との関係が足かせになる可能性が高いからだ。しかし、縁を切ることは容易ではない。なぜなら、この繋がりは名古屋の知人から紹介されたものであり、紹介の義理を無視して関係を断ち切ることは、水商売の世界では致命的な「信頼の崩壊」につながるからだ。

そのため波戸崎氏は、契約書不備で警察から指導が入ったことを「建前」として活用し、野間氏との関係を自然に整理する道を探しているという。正面から敵対するのではなく、「警察の指導があったから仕方ない」と説明できる形で距離を置く。これは夜の世界でよく見られる「静かな絶縁」の手法である。

 

 

六本木進出の影と上野人脈

一方で、バルセロナグループの東京戦略は着実に動き出している。特に六本木への進出計画は現実味を帯びており、業界関係者の間では「いつ開店するのか」という話題が飛び交っている。

しかしここでも矛盾が生じる。六本木進出に際し、上野の店舗の人材を利用する案が取り沙汰されているのだ。つまり、表では野間氏との関係を切ろうとしながらも、実際には野間人脈が新店舗運営に関与する可能性が高い。

この構図は波戸崎氏を苦しい立場に追い込んでいる。表向きのメッセージと裏の動きが乖離すればするほど、警察や業界関係者の視線は厳しくなる。

 

 

議員との会食が意味するもの

 

さらに最近、波戸崎氏の動向に新たな火種が加わった。関係者の目撃談によれば、彼は某国会議員と会食を重ねているという。その議員とは、「公正の道」を掲げる中れい子氏。

SNS上には、同席している様子をうかがわせる投稿が散見され、業界内では「これはさすがに危険すぎる」と囁かれている。もし事実であれば、反社会的勢力との関係を取り沙汰される人物と国会議員が食卓を囲むことになる。政治家としてのリスクは計り知れず、同時に波戸崎氏の「表の顔」と「裏の顔」の矛盾をさらに際立たせる結果となるだろう。

夜の街で「誰と飯を食ったか」は、単なるプライベートの問題では済まされない。そこには必ず「メッセージ」と「影響力」が存在するからだ。

 

 

歌舞伎町と住吉会系の噂

 

そして今、最も注目されているのが「歌舞伎町との繋がり」である。六本木進出を狙うバルセロナグループだが、その延長線上に歌舞伎町進出も視野に入れているのではないかという声が上がっている。

業界筋の話では、その背景に「住吉会系グループとの接触」があるとされている。もちろん公式に確認できる事実ではないが、複数の関係者が同様の証言をしており、単なる噂話では片付けられない重みを持ちはじめている。

もしこの構図が現実化すれば、上野-六本木-歌舞伎町という東京三大エリアを結ぶネットワークが形成される。これが意味するのは、単なる飲食業の拡大ではなく、夜の街における「勢力再編」だ。

警察もこうした動きを見逃すはずがなく、今後は一層厳しい監視が続くことは間違いない。

 

 

交錯する「表」と「裏」

 

バルセロナグループのSNSには、華やかな日常や成功者としての姿が並ぶ。しかし、その裏側には、野間氏との関係、名古屋の人脈、上野から六本木への布石、そして歌舞伎町への噂まで、複雑に絡み合った構図が広がっている。

波戸崎氏が目指すのは「健全な経営者」としての成功なのか、それとも旧来の人脈を利用した拡大なのか。二つの道を同時に歩もうとすれば、その矛盾は必ず露呈する。

今後の焦点は、彼が本当に野間氏との縁を切り、クリーンなイメージで六本木に進出するのか、それともしがらみに縛られ続けるのか。そして、歌舞伎町の住吉会系との噂が現実のものとなるのかどうか。

夜の街の未来を占うカギは、波戸崎氏の次の一手にかかっている。

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